【短】ひこーき雲
「はぁ…」

ため息をつくとそれは白くなった。

ため息から彼女に視線を移すと、彼女は丁度起きたらしく、
髪を手ぐしでとかしていた。



そして、空を見上げた。

と思ったら、「あ」と口を開けて彼女は微笑んだ。


「………?」不思議に思い、空を見上げると、そこには白いラインがひかれていた。
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