キミに真心をこめて

じゃあ、おばさんがこんな手紙を出したのは、何か理由があったからー…??


『佐瀬くんには話しておきたいの。』


『な…何をですか??』


心臓の音が少しずつ、大きくなる。
激しく動いてるのもわかる。


『遥の身に何があったのか。どうして遥はこうなったのか。』


おばさんは、遥がいるベットに腰を下ろすと、遥の頭を優しく撫でた。


『話してあげる、真実を。』

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