不良少女の恋
しばらくすると聖也が来た。


「実紅・・・?」

聖也の声こういう時安心する・・・

「おい!どうして泣いてんだよ!?」


聖也・・・私泣きすぎて声が出ないんだ・・・

「黙ってちゃわかんねぇよ!」


私は黙ってバッグの中から手帳を取り出し言葉を書いた。


≪今、声出ないんだ≫

「・・・何でだよ?」

≪泣きすぎ・・・≫


「そんなに・・蒼磨悪いのか・・・?」

≪ううん。違うの。蒼磨のお母さんが来て、2度と会うなって≫
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