聖なる夜に



「いらっしゃいませー。」



また、今日もバイト。


悠はなにも言わないけど、でも私が一緒にいたいから同じ日に、同じ時間にシフトをいれてる。



これは私のわがままかな?




「お先休憩です。」



私は昼の休憩にはいった。



「悠はもう休憩に入ってたよね?」


少しでも悠と一緒にいたいと思った私は、悠のところへまかないをもって行こうとした。



「そういえば悠ってさぁ…」



従業員の所へいこうとすると、悠と他のバイトの男の子が話しているのを見かけた。



少し気まずくって、そこから離れようとしたとたん、ある会話がきこえた。



「悠って、楠のこと身体目当てで付き合ってんのか?」



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