隣の男はよく見える

だ~~~~~~~~~~~~~~


なのに・・・

今回は・・・

まずい・・・


何でよりによってお隣に有也が・・・・



静の言ってた『復活』って・・・


ありえなくも・・・ない?


いい加減にしろよ・・・私。。。


ありえないと言い切れる自信が・・・ない。




しかも・・・

今・・・多分まだ問題が・・・



「さくら?」

あ・・・

自分の世界に入ってた。



有也の呼びかけに


「ごめん、何だっけ?」

「今日、静くんにも会ったよ。
言い忘れてたけど、ちょっと見ない間に随分と大人になったね。」

「うん、私よりも大きくなちゃってさあ。
俺様なところは変わってないんだけどね。」

「『俺様』かあ。そう言えば、前はちょっと突っかかるみたいなとこあったけど、
感じよくなってたな。」



静が突っかかる?

そうだったけ?

感じ悪かった?


うん?


静も似たようなこと言ってた気が・・



まっ・・いっか。



< 102 / 363 >

この作品をシェア

pagetop