隣の男はよく見える
「そーゆうことか。」


「そーゆうことって?どーゆうこと?

つか、旭が何の用?」




何とか起き上がって旭の前に

仁王立ち!



でも、イマイチ迫力は出ない。


私よりずっと背が高い

しかも・・・



かなり・・・


不機嫌





旭の視線が真っ直ぐ私を通り抜けて、

後ろに居るであろう、駿くんを睨んでる!




完全に誤解してますね・・・


は~~~~~~~あ・・・・





「どうして高校生と二人きりな訳?」



おお!やっぱり気付くよ・・・ね。。。



「いや・・二人っきりって訳じゃ・・・
無いんだけど・・・。」



別に後ろめたいことなんて何もないのに・・・


旭の冷たい視線に


言葉が出てこない・・・







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