隣の男はよく見える
「おはようございます。さくら先輩!」
気が付くと目の前に後輩。
「あ、おはよう。」
「今の電話の相手って彼氏ですか?」
「まさか。」
男の話になると面倒だから適当にごまかしとこうと思ったが・・
「え~、でも、今日一緒にご飯食べに行くんですよね?」
聞いてたのか・・・
「そうだけど・・・彼氏じゃないよ。」
弟だって言ったとしてもこの後輩ならうるさいからそれこそ着いてきそう・・・。
「でも、男の人の声してましたよね?」
そこまで近くで聞いてたのか?
「だからあ~・・・。」
言いかけた時・・・
「さくらに彼氏できたって?」
旭だった。
「そうみたいなんですよ?
でも認めないんです。さくら先輩ってば。」
昨日の今日だから私もまだ旭にちょっとムカついてた。
だから・・・
「だから・・・いい・・・もう、勝手にして。」
否定も肯定もしなかった。
ここで、ちゃんと否定しとけば弟だって言っとけば・・・
それは、後からの後悔・・・。
気が付くと目の前に後輩。
「あ、おはよう。」
「今の電話の相手って彼氏ですか?」
「まさか。」
男の話になると面倒だから適当にごまかしとこうと思ったが・・
「え~、でも、今日一緒にご飯食べに行くんですよね?」
聞いてたのか・・・
「そうだけど・・・彼氏じゃないよ。」
弟だって言ったとしてもこの後輩ならうるさいからそれこそ着いてきそう・・・。
「でも、男の人の声してましたよね?」
そこまで近くで聞いてたのか?
「だからあ~・・・。」
言いかけた時・・・
「さくらに彼氏できたって?」
旭だった。
「そうみたいなんですよ?
でも認めないんです。さくら先輩ってば。」
昨日の今日だから私もまだ旭にちょっとムカついてた。
だから・・・
「だから・・・いい・・・もう、勝手にして。」
否定も肯定もしなかった。
ここで、ちゃんと否定しとけば弟だって言っとけば・・・
それは、後からの後悔・・・。