LUA-着せ替え人形に恋した俺-
「Jast a minute!Jast a minute!待ってクダサ~イ!」
「待ってられっか!!」
誰のせいでこんなことになったと思ってんだ!!
「ルアも連れて行ってクダサ~イ!」
よく見たらルアもマイケルに連れられ走っていた。
「ルアは今日から○○高校(←俊介の通ってる高校)に入る新しいお友達デス☆」
「そんないきなり!転校手続きとかしたんですか!?」
「もちろんしまシタヨ」
「てか俺間に合わないじゃんか!!んじゃさよなら!」
俺はマイケルに適当に挨拶してルアを連れて走った。
「あれ、ルア?」
ルアはさっきまで下ろしていた髪をピンク色のシュシュでポニーテールにしている。
「その髪どうした?」
「お父様に身に付けておけって言われたんで」
あのジジー、何をたくらんでいるんだ?