姫は王子の隣で
「…高2だっつうのに好きな子の一人や二人いないっておかしいだろ」

「2人もいたら困るでしょ」

なんか私と雅と似たような会話してるなぁ

「あれ、こんなところに雑誌…」

拾おうとしたら急に強い風が吹いた。

「待って…っ」

追いかけた先は空調機の裏だった。

さっきまでみていたはずの2人のことは忘れていた私はその雑誌を手に取る

「な、何これぇ…」
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