響け、空に―
「そうだったんだ…やっぱり入江は我慢できなくなったのか。」
「………。」
「で、どうするの?」
「どうする…って?」
「入江に返事しなきゃでしょ?
早く返事しないと、もっと気まずくなるし、変な期待を持たせることになっちゃうからさ……」
「うん…。」
「……もしかして、揺れてる?孝君にするか、入江にするか」
「そんなことないよ!!…もう決めてある。
保健委員が終わったら言うつもり」
「そっか…頑張ってね。」
自分の中でも気持ちの整理がついた。
《もう決めてある、入江君に伝えなきゃ…》
その気持ちが強くて放課後がくるのが待ち遠しかった。
「………。」
「で、どうするの?」
「どうする…って?」
「入江に返事しなきゃでしょ?
早く返事しないと、もっと気まずくなるし、変な期待を持たせることになっちゃうからさ……」
「うん…。」
「……もしかして、揺れてる?孝君にするか、入江にするか」
「そんなことないよ!!…もう決めてある。
保健委員が終わったら言うつもり」
「そっか…頑張ってね。」
自分の中でも気持ちの整理がついた。
《もう決めてある、入江君に伝えなきゃ…》
その気持ちが強くて放課後がくるのが待ち遠しかった。