響け、空に―
孝の部屋の前に立つ。
《はぁぁ…緊張するな…》
少し震える手でノックをする。
「お袋?」
孝の声がした。
「違うよ…。高木、高木笑美子」
「笑美子か!?久しぶりだなぁ!!入れよ!!」
部屋に入ると孝はベッドに腰をかけていた。
その姿に変わりはない。
ていうか、元気そうだ。
「……元気そうだね」
「ん?まあな〜暇してたところ。
なぁ、トランプしねぇ?」
「私…トランプ得意だよ?」
「だから言ってんだろ?
ハンデだよハ〜ン〜デ!!
負けた方は勝った方の言うことを聞く!!
…どうだ?」
「いいよ。」
そういうゲームは大好きなので、すぐに飛びつく自分がいた。
《はぁぁ…緊張するな…》
少し震える手でノックをする。
「お袋?」
孝の声がした。
「違うよ…。高木、高木笑美子」
「笑美子か!?久しぶりだなぁ!!入れよ!!」
部屋に入ると孝はベッドに腰をかけていた。
その姿に変わりはない。
ていうか、元気そうだ。
「……元気そうだね」
「ん?まあな〜暇してたところ。
なぁ、トランプしねぇ?」
「私…トランプ得意だよ?」
「だから言ってんだろ?
ハンデだよハ〜ン〜デ!!
負けた方は勝った方の言うことを聞く!!
…どうだ?」
「いいよ。」
そういうゲームは大好きなので、すぐに飛びつく自分がいた。