意地悪てぃーちゃー
俺はそのまま何事も無かったかのように、心に接した。


「よしっ。そろそろ帰ろか~。」


これでいい。
俺等はただの教師と生徒なんやから。



そのままいつも通りの会話をしてると、いつの間にか心の家の近くやった。


「今日はわざわざありがとう。」


「おう。まぁ泣きたい時は、いつでも俺の所来い。」


そして車は家の前に着いた。


「はいはい。気が向いたらな。んじゃバイバイ。」


「冷たっ。またな。」


いつも通りの心の反応に、俺は安心した。

そしてそのまま、俺は家に帰った。



俺の中から、心の温もりが消える事は無かった。


…って、俺は変態か。

俺は心を諦める。
もう誰に何と言われても、これは変わらん。


心……………大好きや。


俺はぽつりと呟いた。
もう口に出すことは無い。
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