意地悪てぃーちゃー

………と言うより、ア然とした。


《それは・・・・・






俺の魅力かな？》



気持ち悪っ。
本気で心配したのに～…


《先生のバーカ。

心配して損したわ！！》


《まぁまぁまぁ…
よかったよかった。

心…
改めて合格おめでとう。》


反則や…
なんでそこだけ、めっちゃ優しい声だしたん？

キュンってきたやん…

と同時に、安心して涙が溢れ出した。


《おーい…心。

無言だけはやめてくれ～。

どうした？
…てか泣いてる？》


《ｸﾞｽｯ…泣いてへ…んし。

先生のアホ野郎。
本間によかった………。》


うちの本音やった。
井澤と離れんでよくなって、本間によかった。


《ごめんな？
泣くほど心配かけて…。

もう大丈夫やから。
なっ？
もう泣かんでええ。

これ以上泣かれたら俺……………

いや、なんでもない。》



《それめっちゃ気になるねんけど。》


井澤は一体何を言おうとしたん？
気になる…
すごい気になる………