意地悪てぃーちゃー






先生の時間、一日欲しい。》


言うてもうた~。
恥ずかしい恥ずかしい…


《えっ………

それがワガママ…?》


《うん。

一日だけでいいから、

そのっ…あの~…


うちと遊んでくだしゃいっ!!》


噛んだ………
思いっきり噛んだ………

電話から聞こえる井澤の笑い声。
やってもうたーーーっ!



《遊んでくだしゃい…。


ぷぷぷっ……………

心可愛いなぁ。
しゃーない…特別やぞ?

明日は?
ちょうど土曜やし…》


《空いてます。

本間にいいん?》


思っても無かった展開…
今まで何回か、どっか連れてかれてるけども…


《あんな頼み方されたら、断られへんわ~。

まぁ俺もヒマやし、心と何回か出掛けてるしな…

何処行きたい?》


《勢いつけすぎただけやし~…。

んー…


あっ海!!》


《海?!

まぁわかった~。
とりあえず、明日は8時にコンビニ待ち合わせな。

んじゃ今日はお休み。》


《お休み~。》


そのまま電話を切った。

やった…
明日は井澤と遊び遊び~


うちはニヤニヤが止まらんかった。
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