意地悪てぃーちゃー
そのままいつもと変わらん会話をしてたら、海に着いた。


車が止まって外に出ると、予想以上に寒かった。



「さーむーいー!!!」


「誰や?
海来たいとか言うた奴は?」



うちです…
まさかここまで寒いとは……………。
2月の海はアカンな。


でも、なんかテンション上がってきた。



うちはそのまま走って、水が届くか届かんかぐらいの所で立ってた。



「心~。
濡れても知らんぞー?」


「大丈夫~。
先生もおいでや。」


うちは手招きをして井澤を呼んだ。




井澤の方を向いてたうちは、全く海を見てなかった……………






ザブァーン






あれっ?
なんか冷たい気がする?






…って


あぁーーーーー!!!





うちの足元は、完璧に水に浸かってた。




「…ったく。

心~!!
戻って来い。」



うちは必死に水から出て、井澤の所へ急いだ…



だって…だって………


めっちゃ寒い…。
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