意地悪てぃーちゃー

井澤ん家

駐車場から、井澤の部屋に移動した。



部屋に入ると、想像以上に部屋が綺麗やった。


やっぱ、そう言う所はちゃんとしてんねや………



「心~。
濡れたスボン出せ。
洗濯して乾燥したるから。」



「はーい。
先生ありがとう。」



うちは井澤の言う通りに、ズボンを渡した。



井澤はうちから受け取ったスボンを、手際良く洗濯機に入れて回した。



「おっし。
リビング行こか~。」


部屋の奥に行く井澤に着いて行くと、リビングに着いた。


なんか井澤っぽいなぁ。


「その辺座ってて~。」


「わかった~。」


うちはとりあえず、コタツの近くに座った。

しばらくして、井澤はココアの入ったマグカップを持ってきた。


「冷えたやろ?

コタツ入ってこれ飲んで、温まり。」


「ありがとう。
ってか、なんで今日そんな優しいん?」


井澤はため息をついて、呆れた表情を浮かべた。
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