意地悪てぃーちゃー

真実

「あっ心。

まだ門限大丈夫か?」



時間を見ると、まだ20時前やった。


「うん。
今日22時までやから、大丈夫やで。」


「んじゃ、ちょい話そか…。」


井澤は公園みたいな所に、車を停めた。



「なぁ…心。

俺さ、お前に秘密にしてた事あんねん。

聞いてくれる?」


「うん…何?」


なんか嫌な予感がした。


「高橋の事と俺が生徒会の担当になった本間の理由…。」


「それって、卒業してからじゃ無かったっけ?」



なぁ…井澤?
もしかして、来年度居らんの………?


「んっ…

やっぱ卒業前に話しとくべきやと思うから。

聞くか聞かんかは、心の自由や。」


「………聞く。」



井澤は深呼吸をして、ゆっくり話し始めた。



「実はな





高橋が居らんくなった本間の理由は……………
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