意地悪てぃーちゃー
井澤は深いため息を着いて、ゆっくりゆっくり話し始めた。


「それは………


俺にもわからん。
高橋にしかわからん事やと思う。」


「そうやんな…

で、先生が生徒会の顧問なった理由は?」


正直こっちのが気になる。

高橋ちゃんへの気持ちは、もう蘇らん。



「俺が生徒会の担当なった理由は2つある。


まず、生徒会の担当なる先生が居らんかったのと、生徒会を活発にしたいって思ったから。


二つ目は………



心の成長を一番近くで見たかったから。」



えっ………

うちの胸が跳ねた。


「初めて知った。


って、先生照れた?」


「初めて言うたからな。


照れてへんわ!

あれ…
そんな心ちゃんこそ、顔赤いけど?」


「強がって~。

赤くないもん。


なぁ…先生?

うちはちょっとでも成長出来たかな?」


一番知りたかった。
うちは成長出来た……?
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