意地悪てぃーちゃー
先生も忘れんとって。
何があっても、うちはずっと先生の生徒やから。
先生はうちにとって、“特別”やから・・・」
言っちゃった…
これ告白に近いよな?
空気に流されてしまった。
井澤の抱きしめる力が一瞬強くなって、すぐに井澤は離れた。
「おっし………
そろそろ帰るかぁ。
あれ…
泣いてんの?」
あのですね…
さっきの雰囲気は?
なんかケロッとしてません?
「泣いてへんもん。
帰ろ帰ろ~。」
あっさりそのままうち等は車に乗って、普通の話をしてた。
しばらくして、家の近くのコンビニに着いた。
「先生。
今日はありがとう!
めっちゃ楽しかった。」
「いえいえ…
まぁおめでとうさん。
家まで送らんで大丈夫か?」
「大丈夫大丈夫。
ありがとう。
んじゃお疲れ~。」
うちはそのまま車を降りて、家までゆっくり歩いた。
もう卒業かぁ…
そして家に着いた。