意地悪てぃーちゃー
「うち何かした?

なぜに校長室なん?」


うちがそう聞いた後、井澤は一瞬ニヤって笑った。


「んっ?
答辞についてのお話や。

まっ…
言うてもお前等の卒業式やからな。

心?
自分の思うがままでいいからな。
俺がフォローしたるから。」


「わかった。

先生ありがとう。
最高の先生やぁ。」


本気で思った。
井澤が居るから、ココロ強い。

最高の先生であり、最強の味方で理解者や。



「なんか照れるわぁ。

心。
一回アイスノン取ってみ。」


うちは目から、アイスノンを取った。


「だいぶマシやなぁ。

ちょっとのユーモアも必要や。
そろそろ行こか。」


ちょっとのユーモアって……………
めっちゃ失礼やん。



「先生~
それ女の子に言うたらアカンで?
めっちゃ失礼。」


「えっ・・・女の子?

あっごめんごめん。
心は女の子やったな…

もうこんだけ接してたら、妹みたいや~。」


ガーン・・・・・
地味にショック受けた。


妹かぁ……………
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