意地悪てぃーちゃー
「はぁ。全部心は何もしてないわ。大人の事情やからしゃーないやろ。名前やって俺の勝手やん。とりあえず、コイツも調子悪いから、自分の席戻って。」


俺は少し突き放すように、キッパリとそう言った。
嫌われてもいい。
ただ、コイツのこれからの為になるはずやから…。


そして、3人組みはゾロゾロと席に戻って行った。
俺は隣に心にそっと囁いた。


「心~うるさして悪かったなぁ。大丈夫か?」


「大丈夫やで。ってか、先生ふてこ過ぎるやろ。」


そう言った瞬間、心は笑い始めた。
コイツ…楽しみやがって。


「はっ?だってあっち系苦手やもん。心のことも言い出したから、本間に耐えれんくてな…。」


「まぁうちも苦手やけど…。絶対、今頃席で泣いてんで?」


はぁ・・・。
そんだけ冷たかったんか~。
ちょっと失敗したかな。


「知らんがな。まぁモテ男は大変やねん。」


俺は冗談で心にかえした。
絶対、冷たくされるけどな。


「はいはい。それはよかったですねぇ~。」


やっぱりな。
そー言う所が、心やけどな。


「やっぱ新やわ~。さっ、打ち合わせしよか。」


俺は、心に持ってたプリントを渡した。
大雑把にやる事が書いてある。
心は真剣にそのプリントを読み始めた。


「まぁプリントに書いてる通りやねんけど、即興で挨拶考えれる?」


「うん。ってかこれって実行委員の仕事じゃ…。」


心の言う通り、実行委員の仕事が回ってきてる。
挨拶に荒木のサプライズ…。
生徒会の仕事は、夜の打ち合わせだけやった。
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