意地悪てぃーちゃー
そんな井澤の行動にも今日は、敏感に反応してまう…。


「心~顔赤いぞ。熱うつったか?」


「大丈夫。赤ないもん。先生の目がおかしい。」


うちと井澤はそんな言い合いをしながら、爆笑していた。

やっぱ井澤と話してると安心する。
てかずっと笑ってられる。


そんな中、CAさんがドリンクサービスで来た。


うちと井澤は林檎ジュースを頼んだ。


「先生ガキやな~。林檎ジュースて…。」


「うっさい。林檎ジュース好きやもん。別におかしく無いっすよね~。」


CAさんに話しを振る井澤…。
めっちゃ困ってはるやん。


「先生困ってはるやん。すいませんね~。こんなアホ教師で…。」


CAさんは笑いながらドリンクをくれた。


「二人とも仲良しですね~。先生もイケメンで生徒さんも可愛いし…。お似合いですよ。引き続き、空の旅をお楽しみ下さい。」


それだけ言うと、CAさんは去って行った。


いやいやいや・・・
お似合いって……


「うわ~最悪。先生のせいで、お似合いとか言われたやん。」


「うれしいくせに。俺等、仲良しやねんからしゃーないやん。」


くっそー
否定出来ひん…。
仲良しなんは認めるよ。



「嬉し無いわ~。先生、冗談キツい。」


「素直ちゃうねんから。まぁそこが心やけど。」


林檎ジュースを飲みながら、そんな言い合いをしていた。



そんな事をしてるうちに、飛行機は空港に着陸した。
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