意地悪てぃーちゃー
ーーーー次の日


うちはいつもの時間に起きて、補修行く準備をしてた。


とりあえず数学の用意と赤本をかばんにつめて、家を出た。



学校に着くと、そのまま教室に向かった。

暑い~。


教室に入ると誰も居らんくて、扇風機を独占してた。


しばらくして教室に井澤がやって来た。


「おはよう。今日も暑いな~。数学すっか。」


「おはよう。他の人は?」


教室にはうちと井澤の二人っきり。
これはまさかの…


「他?オープンスクール行った。今日、あっこの高校のオープンスクールらしいわ~。」


呑気に笑ってやがる…。
マジですか?


「先生知らんかったん?」


「んっ?忘れてた。心以外、全員行くとは思って無かったし…。」


本間に見事にうちだけやった。
みっちりですか…。
井澤と二人で教室とか落ち着かん。


「先生~。二人やったら、生徒会室でやろ~。教室暑いし落ち着かん。」


「せやな~。生徒会室行くか。移動。」



結局うち等は生徒会室で補修をする事になった。
補修って言うても、普段の授業と変わらん感じ…


「よしっ。ここまでで、プリントやるか。全問正解したら、今日終わりや~。」


井澤から受け取ったプリントをうちは解きはじめた。
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