僕らだって恋をする。
俺の隣は誰もいない。
一人席だ。
帰りのホームルームが終わって、カバンに教科書などを詰めていると後ろから
「……『元気王子』が元気無いけど…
どうかしたの?」
と声をかけられた。
振り返るとそこには仲里の姿。
あまり話さないけど……
「別に?元気だけど」
「とか言いつつ、顔死んでるよ」
仲里は俺のほっぺをつねった。
「痛い痛い!!」
俺は手足をバタつかせて抵抗した。
「『元気王子』はそうやって大きな声とか明るい声を出してる方がいいわよ?」
仲里は笑いながら手を離した。
一人席だ。
帰りのホームルームが終わって、カバンに教科書などを詰めていると後ろから
「……『元気王子』が元気無いけど…
どうかしたの?」
と声をかけられた。
振り返るとそこには仲里の姿。
あまり話さないけど……
「別に?元気だけど」
「とか言いつつ、顔死んでるよ」
仲里は俺のほっぺをつねった。
「痛い痛い!!」
俺は手足をバタつかせて抵抗した。
「『元気王子』はそうやって大きな声とか明るい声を出してる方がいいわよ?」
仲里は笑いながら手を離した。