僕らだって恋をする。

最高な俺

テスト返却日…


「遠藤さん……大谷君……角川さん……」

京先生は淡々とテストを返していく。


「桐谷君」

呼ばれて席を立ち上がりテストを取りに行く。



受け取って恐る恐る覗くと、目に飛び込んできたのは……


『100』

という数字



バッと京先生の方を向くと、一瞬目があった。

京先生は微笑んで、再びテストを返し始めた。



席についてテストを眺める。


全部が丸で気持ちがいい。

裏をめくると、俺の言葉に対する、京先生の返事がきていた。


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