僕らだって恋をする。
「おかーさん…ちゃんとやってるから」
「そお?
……ねぇ、聞きたいことがあるんだけど…」
「何?」
凛香はトレーからコップをひったくり、中に入っているオレンジジュースを勢いよく飲む。
「凛香と章斗君って付き合ってるの?」
「付き合ってない」
凛香はオレンジジュースを吹くことなく答えた。
「えー!!凛香は章斗君と付き合ってると思ったのに…
付き合ってほしいのに…」
《………俺だって付き合いたいさ。》
凛香は冷静にコップを置いて
「おかーさん、勉強したい。」
と言った。
凛香の母親は唇をとがらせながら部屋をしぶしぶ出ていった。
「そお?
……ねぇ、聞きたいことがあるんだけど…」
「何?」
凛香はトレーからコップをひったくり、中に入っているオレンジジュースを勢いよく飲む。
「凛香と章斗君って付き合ってるの?」
「付き合ってない」
凛香はオレンジジュースを吹くことなく答えた。
「えー!!凛香は章斗君と付き合ってると思ったのに…
付き合ってほしいのに…」
《………俺だって付き合いたいさ。》
凛香は冷静にコップを置いて
「おかーさん、勉強したい。」
と言った。
凛香の母親は唇をとがらせながら部屋をしぶしぶ出ていった。