僕らだって恋をする。
「「章斗!!」」

陽人と修吾が寄ってくる。


「俺ん家行こうぜ。」


「修吾の?またゲームか?」

俺はカバンを持って立ち上がる。


「いやいや。俺だって四六時中ゲームやってるわけじゃねえぞ?」


「修吾の口から四六時中なんていう言葉が出るなんて!!」


陽人は笑いながら教室を出た。

「だな。俺も驚いた。」


「お前ら…俺をバカにし過ぎじゃないか?」


下駄箱に向かって歩いていると後ろから


「あ……陽人!!」

誰かが陽人に声をかけた。


< 151 / 158 >

この作品をシェア

pagetop