僕らだって恋をする。
修吾の家でしたことは、ゲームが五割、話が三割、飲み食いが二割。
まぁ、やっぱりゲームだった。
帰りの電車の中で、すっかり疲れてしまった目を閉じる。
《そういえば…凛香どうなったかな。》
携帯でメールの問い合わせをするけれど、新着メールは無くて、家に帰っても凛香は居なかった。
テストが終了した今、俺が凛香の家にいく用事があるはずも無く……
こっちから連絡するのも考えたが何だかためらわれた。
この日は、凛香と学校で別れてから会わなかったんだ。