僕らだって恋をする。
そして、箱を抱えて、遠藤と一緒に準備室を出た。
教室に向かって歩く。
「ありがとう!!やっぱり大谷君がいるといいなぁ…」
「え?」
「すごく助かる!!棚の上にあると私届かないから先生を待つしかなくて…」
「あ…そういうこと」
少し、自分の都合のいいように考えてしまった。
昨日一緒に帰ったことで気持ちが高ぶっている。
《これではいかん!!》
と遠藤に気付かれない様に深呼吸をした。
そこからは終始無言だった。
教室に向かって歩く。
「ありがとう!!やっぱり大谷君がいるといいなぁ…」
「え?」
「すごく助かる!!棚の上にあると私届かないから先生を待つしかなくて…」
「あ…そういうこと」
少し、自分の都合のいいように考えてしまった。
昨日一緒に帰ったことで気持ちが高ぶっている。
《これではいかん!!》
と遠藤に気付かれない様に深呼吸をした。
そこからは終始無言だった。