僕らだって恋をする。

勘づく俺

「先生……」

俺は京先生に声をかけた。

「どこまで話したっけ?」

まだ説教する気なのか…


「お説教は終わりましたよ?だからゲーム返してください。」


「あれ〜?お説教終わったっけ…?


……まぁいいや。はい、返すわ。」


「ありがとうございます!!」

ゲームを受け取って、ポケットにしまう。

「明日からは学校に持ってこないこと!!わかった!?」


「ところでさぁ…」


「……話をそらさないで。」


「先生の今日の予定って彼氏に会うことでしょ。」

俺は冗談のつもりで言ったんだ。

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