僕らだって恋をする。
スキップをしながら道を進む。


「あ〜なんか喉乾いたなぁ〜。な、章斗」


「そうだな陽人。誰かおごってくれないかねぇ…」

不意にそんな声が後ろから聞こえてきた。


後ろに振り向くと二人はニヤニヤ笑っていて…

さすがの俺でもわかった。


「お前ら…汚いぞ!!」


「「え?何が?」」


二人はニヤニヤ笑うのをやめない。

「くそぅ…」


近くにあった自販機にお金を入れて、好きなのを買わせた。


「修吾君!!ありがとな。」

「サンキュー修吾!!」


まぁ諦めるな…って言ってくれたし、これくらいはいっか!!

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