さよなら。大好きな人。
良く朝は私は新幹線に乗り和樹が待つ○○刑務所に向かった。

ワクワクとドキドキで私の心臓の鼓動は早い....

やっと着いた....

和樹は門の前で壁に寄りかかり私が来るのを待っている姿を見た。

私は一年ぶりに逢う和樹の元に走った。
『和樹~』
和樹も走った『弥生~』って呼んでくれた。
私は久しぶりに聞く呼ぶ私の名前、そして和樹の顔を見た。
私は今まで我慢してた涙が一気に流れだした。私は和樹に抱きついた、和樹、私の髪を撫でながら何度も私の名前を呼んでくれた。

私は和樹の顔見ると和樹も涙目だった。
和樹は回りを見渡して誰も居ないのを確認して私の名前を呼びながらキスしてくれた。

和樹の唇のぬくりもを久しぶりに感じた。

私達は手を繋いで駅に向かった。

アパートに着くまで手を握りお互いに手を離す事は、なかった....







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