さよなら。大好きな人。
和樹が帰宅した。
何か様子が変だ。何か背中が怒ってるよう苛立ちのオーラを感じた。

私は、深く考えずにいた。

和樹は弥生座ってと言うとサプライズって言いながら箱を出した。

和樹に開けてと言われて開ける、それは結婚指輪だった。

私は嬉しくて和樹に抱きついた。

和樹は私の左の薬指にはめてくれた。

私も和樹の指にはめた。






< 162 / 170 >

この作品をシェア

pagetop