さよなら。大好きな人。
和樹、 和樹っ何度も名前を呼んだ。

和樹は息を切らしながら私の頬に手をあて目に涙が出てた。
和樹は息耐えながら私に『弥生、ごめんな。俺もうダメかも。愛してる』と言いながら息が途絶えた。

私は『いやぁー死なないで和樹』と何度も叫んだ。

けど私の声を和樹が聞く事ができなくなった。

私は血だらけの和樹を抱え一緒に救急車にのった。

まさか自分の家の前で拳銃に撃たれる何て誰も想像しないだろう...
和樹 25歳
永眠

私は何もする気が起きなかった。

和樹のそばに、ずっといた。

葬式の準備はパパがしてくれた。

私は和樹の側に行きたかった。

私は夢を見た。

和樹の夢を見た。
夢の中の和樹は笑っていて私の名前を何度も呼んでいる。

私は夢を見ながら涙を流してるのを感じた。

私の頭を撫でながら『弥生は生きろ!』っ言って夢から目が覚めた。

今の私は生きる気力も無い....

パパとママも私の心配をしてくれている。







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