お姫様×俺様男子 ~出会い編~
私は悲しく
微笑んだ。

もちろん、
私だってこの家の
家族になりたい。

でも、そんなのは
望みすぎだ。

所詮、俺は
この泥沼から
抜け出すことは
できない。

俺が日向に
生まれてきた
その瞬間からな。

「そうか・・
でも
少し考えてくれ。」

私は
扉のところに
気配を感じ
声を変えて
言った。


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