史上最強の甘々。〜先生〜甘いこと、もっと教えて。
「あ――?女の裸なんか興味ねぇな」
ぶっきらぼうに答える先生――。
少し、いつもの調子を取り戻したみたいだった……けど……。
まだ、こわい。
顔を、直視出来ないわたしの前に、雪夜先生が近づいた。
クイッと顎をつかまれ……。
顔をあげさせられる。
「あ……」
「言ったろ?お前の裸もなんとも思わねぇよ――」
つきんと、心臓が
わずかに痛む。
それなら……雪夜先生……?
どうして、わたしと……。
言葉にしていない。
わたしの不安の声……。
まるで、聞こえたみたいに雪夜先生が、答えてくれた。
「俺は――……お前の、反応だけでいいんだよっ。体なんて、どうだっていい。
俺にとっての女は……」
雪夜先生の顔が、みるみる赤く、染まっていく……。
「お前だけだ……。二度と言わせんな――っ」
雪夜先生は、顔を真っ赤にしながら、言い切ってくれた……!
普段、ぜったい、
聞くことのできない。
雪夜先生の、真っ直ぐな想い……。
「で……でも……」
もっと聞きたくて、わがまま……。
言おうとした……。
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