史上最強の甘々。〜先生〜甘いこと、もっと教えて。
「普段はそれでいいから――。呼び捨ては……」
雪夜、先生の顔が、ゆっくり。
近づいて……
「こういう時だけでいい――」
って軽くキスしてから、雪夜先生は、口端をくっとあげて笑った。
ドキッとしたまま。
また、目が離せない。
ゆっくりキスしてくる雪夜先生……。
わたしの反応を見てるから、ゆっくりなの?
けど……。
わたしも同じ。
です。
わたしもどんな些細な顔も見ていたい。
胸をくすぐられたみたいな嬉しさだから……
「目、閉じろ――。せら……」
2end2