史上最強の甘々。〜先生〜甘いこと、もっと教えて。
告白は、先生から……。
『俺の女になれ――』
こっくり、と……。
わたしは、真っ赤になりながらうなずいていた。
……あの日から。
――3ヶ月。
雪夜先生がわたしの……。
それは、毎日が夢のようで……。
わたし。
ただの女子高校生なのに……。
高須せら(タカス)。
16才です。
性格は、おとなしい方だと思う。
だって。
先生が告白してくれなかったら……。
ずっと。
片思いのままだったから……。
――……。
「目を閉じろ――」
雪夜先生の顔が、
間近にくるたび。
目を閉じるのが
もったいなくて……。
なかなか、目を閉じられない。
そんなわたしに、雪夜先生は少し鼻で笑って言う。
「じゃあ、そのままでいれば――?」
冷たい、物言いも、この、優しい唇の前には、何もなかったみたいに消えてしまう。
「せっ……。せんせ……」
わたしの呼吸が乱れていく。
雪夜先生の部屋で――。
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