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プロローグ
泣いても叫んでも、どれだけ手を伸ばしてももう君には届かない。会えない。

君とたくさんおしゃべりしたあの公園。

君が大好きだったあの雑貨屋。

もうどこに行っても君には会えない。

「また明日」

これが最後の君と交わした言葉。

僕は「明日」が来るのは当たり前だと思っていた。

「明日」は絶対やってくる。

なぜそう決めつけていた?

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