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Ⅱ
付き合ってからも僕は彼女にあきることなく毎日一緒に帰って祝日のほとんどはデートをしまくった。
今までだったら考えられない。
これほどまで彼女にはまるなんて。
「今日どこ行きたい?」
僕はデートの度に決まってそう聞く。
いままでの彼女には僕から勝手に行きたい場所を選択して、その場所に反対したら即フった。
「ん~雑貨屋キャンディーに行きたい。そのあとスミレ公園のブランコ」
だいたいいつもここを指定する。
何かおも入れがあるのだろうか?僕はいつもそう思うが聞き出せない。
なぜなら僕が飲み物を買ってきて彼女の待っているところまで近づいたとき、彼女は僕が見たことのないせつない顔で隣のブランコを見つめていたことがあったから。
その時の彼女の顔は今でも忘れることが出来ないくらいのせつなくて悲しくてでも美しい顔だった。
今までだったら考えられない。
これほどまで彼女にはまるなんて。
「今日どこ行きたい?」
僕はデートの度に決まってそう聞く。
いままでの彼女には僕から勝手に行きたい場所を選択して、その場所に反対したら即フった。
「ん~雑貨屋キャンディーに行きたい。そのあとスミレ公園のブランコ」
だいたいいつもここを指定する。
何かおも入れがあるのだろうか?僕はいつもそう思うが聞き出せない。
なぜなら僕が飲み物を買ってきて彼女の待っているところまで近づいたとき、彼女は僕が見たことのないせつない顔で隣のブランコを見つめていたことがあったから。
その時の彼女の顔は今でも忘れることが出来ないくらいのせつなくて悲しくてでも美しい顔だった。