側にいて…
まじでごめんな?兄貴強引なところあるから」「空雅君が謝らなくてもいいのに。しかもその内 神木先輩も諦めるよ。どうせ私の事遊びとかしか思ってないし」一瞬空雅君は切なそうな顔をした。「そーだな」どうしたの?空雅君はときどき切ない顔をする。
「っあ 着いた。ごめんね?送ってってもらって」「送るくらい大丈夫だし。はい」空雅君は私のカバンを私の胸に押しつけた。「っあ ありがとう」「じゃぁ また明日」空雅君は行ってしまった。私は家に入り電気をつけた。今日も1人かぁ。今日はなんだかいつもより寂しい。誰か側にいてほしい。なぜか空雅君の顔がうかび離れない。空雅君といたい…。そんな感情がわいてきた。やっぱり私おかしい。空雅君と出会って寂しいって感情が私の心に芽生えた。もしかしたら…私…空雅君の事好きなのかもしれない。好きになったらまた傷つくのに…。好きって認めたくないよ。男は信じないって決めたじゃん。本当にわかんない。自分がわかんない。頭がパニックになる。
「はぁ~。意味分かんない。恋愛なんてしない。それより神木先輩との噂が早く消えないかな?」なんとなく誰もいないリビングで1人ごとを言った。
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