年下君との不器用な恋
「2組 相沢 美空」


『はい。』


もうすっかり緊張がなくなってすらすら読めてた私を止めるものがいた。


『・・・』


体育館が静まり返る


『ちょっと葉留!早く次ぎ読んで!』


咲姫が私に注意する


でも私の耳にはそんな事は聞こえていない


それくらい今、びっくりしている


私が持っている2組の生徒名簿には確かに


“風見 結翔”


という名前がかかれていたから・・・










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