secret‡love


「私、肺炎なったのが災いの始まりでさぁ

彼氏には見捨てられて
クラスのみんなも
私を避けてた

だから家族が唯一の心の頼どころだったの

それなのに…」


いつの間にか車は停車し
私は先生の腕の中にいた



「それ以上話さなくていい…1人でよく頑張ったね」


私は涙が止まらなかった


「…ぐすっ…ぅぅ……ぅっ…ひっく…」


私が泣いている間
先生はずーっと背中をトントンと
叩いてたり、さすったりしてくれていた



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