本当に大好きだった<完>
でも、外からみたらヤンキーだって言われてた。
でも、それは外見だけ。
中身は、ごく普通の高校生。
これは今でも思っている。
負けず嫌いな私は自分を曲げずに、
悪いことや、将来が潰れてしまうかもしれないことは絶対にしなかった。
周りに誘われても、煙草も飲酒も犯罪も絶対にしなかった。
夜遅く帰るのがダメな家だったから、予備校の終わる時間には絶対に帰った。
法律は勿論、校則も破らなかった。
法律も校則も守っていることが私の誇りだったし
自分の長所だって思っていたから。
だから、私はまともな世界に戻って来れたんだ。