本当に大好きだった<完>
そして龍也の実技試験の前日になった。
実技試験に受かれば帰れるのだ。
「明日の実技試験大丈夫?
龍也馬鹿だから心配(笑)」
「この俺が実技試験に落ちるわけないだろ。
いつから車のってると思ってるんだよ(笑)?」
「それ犯罪~(笑)」
「うるせー。俺が受かったら即効で帰るから。」
「山形から帰れるの?龍也電車乗れる?」
「乗れるから(笑)帰ったらすぐ会いたいから
明日準備しといて。」
こんな会話をしたことを今でも覚えている。