本当に大好きだった<完>
不安を抱えながらも、
この恋が成就したことが幸せ過ぎた私は
舞い上がってその日は寝た。
この時、私にもう少しチャラさがあって
龍也のことを信じる心がもう少しなかったら
この言葉を真剣にはとらなかったよ。
こんなに傷つくこともなかったよ。
でも、最後まで私を大切にしてくれて、
本心だったと思うし、
素直に嬉しくて、少しの間だけだけど、
私は幸せだったから
許してあげる。
でも、私はもう少し騙されたままでも良かったよ。