本当に大好きだった<完>


私から誘うことはなかったけど

私はなるべく会いたいから

塾が無ければ了承していた。

親には友達と遊ぶと言って…。

友達には了承を得ていたが

親への罪悪感はあったから苦しい思いも結構あった。

ホントは親に言いたかったが

私の家は厳しく、格好が派手なのもよく思っていなかった。

だから嘘で固めるしか龍也と付き合っていく方法が無かった。

だから私の地元で遊ぶのは絶対ダメで

いつも龍也の地元で遊んでいた。

< 52 / 128 >

この作品をシェア

pagetop