本当に大好きだった<完>

ちゃんと連絡はする龍也が来ないのはおかしい。

少し不安な気持ちのままいると

電話して10分位して

「ゴメン。寝てた。今からすぐ向かうから。」

1:30になりようやく龍也が走って来た。

「龍也遅い!」

と言いかけたら抱きしめられた。

場所は改札で日曜日の昼間。前には駅ビル。

大勢の人に見られ恥をかいたけど、

嬉しさから怒るのを忘れていた。

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