我が愛しいツンデレ王子
「…わかる?俺昼寝中だから」

一人テンパってる私に話が通じないと思ったのか、呆れ顔になった

「あっ!そ、それは失礼を…」

しかし、なんでこんな所で一人で昼寝?

思い切って聞いてみた

「ねぇ…どうしてこんな所で昼寝?」

「…………どこもかしこもうるせぇ」

あぁーー!!なるほど!いわゆるあなたも…

「独り身っ!!!!」

目がきっと今私キラキラしてる

「…関係ねーだろ 早くどっか行けよ」

まあ…確かに…でも変なの

結構かっこいいのに彼女いないなんて

「ねぇねぇ!不良君!彼女欲しくないの?」

「…俺どっか行けって言ったよな…?」

そ、そんなに殺気だたなくても…

「わ、わかった…」

しぶしぶ私は教室に戻った

でも…やっぱりドキドキしてる…

名前…聞けばよかった
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