クリスマスマジック〜キス・Kiss・xxx〜
クリスマスマジック~キス・Kiss・xxx~
いつからだろう……。
一人に慣れてたはずなのに、隣に誰かがいることがこんなにうれしいなんて……。
「んー気持ちいいーね」
吐く息が白く消える。
ふらつく足元。
お酒のせいか、芯まで冷える寒さなのに、体はポカポカ。
着ているコートのボタンを全部あけて冷たい空気を体に送る。
本当はこのコートだって脱ぎたいくらい。
「ちょっ……亜希さん、危ないですって!」